2回目を迎えたPGCL競技の最高峰
PGCLCUPは前年度のPGCLチャンピオンシップ(シーズン戦)において
優秀な成績を収めた選手のみが無料招待されるPGCL競技の最高峰、グレードS大会。
そして今年から実装となるPGCL季節の四大競技大会(グランドスラム)の一角でもある。
1年間、各地のPGCL加盟コースで実績を積み重ね、
狭き門を通過した125名(男子63名・女子62名)がえべつ角山パークランドに集結した。
競技コミュニケーションを重視
組み合わせ表を見るだけで誰が勝つのか分からないハイレベルな競技が予想された。
とはいえ殺伐とした雰囲気は無く、集中とリラックス・緊張と笑顔を交互に見せる選手達。
コースがあるからパークゴルフが出来る。
ルールがあるからゲームが出来る。
相手が居るから競技が出来る。
大会に数多く参加してきた経験とパークゴルフそのものへの感謝と愛情が伝わる、
メリハリをつけた選手達の競技コミュニケーションが各所で見られた。
男子部門 川瀬仁選手(旭川市)が優勝!
堂々の93打で男子部門優勝を飾ったのは、旭川市の川瀬仁選手。
並み居る強豪を抑えての金メダル受賞となった。
第2位は大内昌生選手(94打)、第3位は古東和弘選手(95打)。
第4位刈屋創選手・第5位長田昭洋選手・第6位上田朋幸選手・第7位松田守選手
第8位山本忠夫選手・第9位松原茂夫選手・第10位村上国男選手と続いた。
女子部門 竹田末子選手(岩見沢市)が連覇!
岩見沢市の竹田末子選手がPGCLCUP2018に続き、2019も連覇となった。
竹田選手の大舞台での勝負強さが、今年も光っていた。
第2位は高橋加代子選手(104打)、第3位は泉節子選手(104打)。
第4位川瀬一子選手・第5位黒崎敏子選手・第6位今城三枝子選手・第7位藤井民子選手
第8位竹鼻明美選手・第9位菅原久美選手・第10位佐々木則子選手と続いた。
昨年度の感謝を込めた福袋
グレードSの順位ポイント配分は第1位~第20位まで(男女別)。
打数ポイントは全選手が加算となっており、賞品は存在しない。
そして、競技としっかり区別された形で福袋がある。
これは参加賞という扱いではなく、昨年数々のPGCL対象大会に参加し、
シーズンを戦い抜いてPGCLCUPに参加した選手全員に対して
PGCLから1年間の感謝の品、という意味合いとなっているのが特徴だ。
PGCLCUP2020に向けて
2018年村上国男選手・2019年川瀬仁選手に続く、若い世代の更なる活躍も楽しみ。
パークゴルフは世代の壁を越えて真剣に競い、交流出来るスポーツであることを再確認しつつ、
PGCLチャンピオンシップ2019を観戦していきたい。
2019年のシーズンを制するのは誰か、そしてPGCLCUP2020は誰が優勝するのだろうか。
→ PGCL歴代シーズンチャンピオン
→ PGCLチャンピオンシップ2019 現在のランキング
PGCLチャンピオンシップ2019、次の大舞台は道南「PGCLマスターズ(グレードA+)」。
8月4日(日)あったかさわらパークゴルフ場で開催される。
(記者:M)